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第17回文学フリマ 読書感想文③ E-01・雲上回廊さん 『幻視コレクション‐失われた一葉の架空‐』 その1

女の子「お父さんと『おかあさんといっしょ』見るのーっ!」

街中ですれ違いざまにありったけの思いを叫んだクソガキのお母さんに幸あれ。お父さんも、ならよかったのに。


先の記事から続き、ただの本好き素人が買った同人小説の感想文を書くだけですが何か?


②E-01 雲上回廊さん 「幻視コレクション‐失われた一葉の架空‐」その1

見本市で冒頭を読んで「これはよさそうだ」と思い、前回買って面白かった本の作者さん・高村暦さんが寄稿されていたので、見本市からすぐにE-01に行って買った。
なんかチョコっぽいお菓子をくれたのが、じんわりうれしかった。あのチョコっぽいお菓子はなんだったのか? チョコではない触感だが、味はチョコっぽかった。ではチョコか? お菓子一つの存在が僕の心をチョコとチョコっぽさで惑わせ、揺れ動かす……この本は、そんな心の揺れ動きからくる幻想と妄想の世界観を舞台様々にとてもうまく描いた掌編を5本まとめた作品集です。チョコってすごい!



















じゃあ感想はじめまーす。


(注=あくまで個人的感想です。また、作品のネタバレが普通に入っちゃいます。思いのまま書き記したいので推敲も行わないから、誤字・脱字があるでしょう。すべて含めて、こんなやつだとご了承ください)


1話 Burning with Desire 著:はるかかなたさん
とりあえず、師匠って呼ばせてください、海原的な意味で。冒頭に編集者の秋山さん(アマチュア作品で編集者がいるってのも凄い話だ)が一言書いておられるように、リアリティと幻想の交わりがとてもうまく、わかりにくく、ともすれば難しく、けれど理解すればどちらの世界にも深く入り込まされる。読み終えたあと、もう1度読み返して、むむとうなってさらに読み返し、1人で脳内論議を行っていた。これは、本を日頃から全く読まない人は逃げ出してしまうのではないか? そういういみでは、初見殺しの、玄人好みなのかも。自分が玄人である気はさらさらないが、苦労はしたので。

ある大学院生の女の子が、久方ぶりに電話をかけてきた友人・佐野の電話に対応することから、物語は始まる。というか、それが始まりであり、幻想パートのスタート。区分けがしているのは、わかりやすさか。しかし、実は終わっているお話である現実が、最後には分かる。区分けはしてあるが、その意味を良い意味で壊してくれている。展開が実にうまく、幻想であるのに現実、現実であることが幻想、双方が入り混じる流れにうまく乗れると、とても面白い。しかし、拙い文章書きである私では、この展開を文章でしるし、さらに理解と共感を得るのはとても難しい。だって、脳内での妄想が必要だからだ。

だからパネルにして表してみた。

さのくん

俺、何考えてんだろう?でも、「さのくん、いまどこにおんの」が頭から離れない。


このお話は、難しい。けど、面白い。そもそも、簡単だから面白い訳でもない。

面白いから、難しかったり簡単だったりするだけだ、本でも人生でも。


楽しめるなら、そんな揺らぎも悪くない。読了。勝ってばっか妄想してすんません。



しかし、この本はすべてにおいて長くなる。まあ、4番目まで読んだのやけど……ぼちぼち、感想をまとめてあげていきつつ、最後まで読みますだおかだ。



つづく!



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ジャンル : 小説・文学

第16回文学フリマin大阪 読書感想文③ B-10 DAISY CHAINさん 『VOL.12』(上)

今作で終わりなのさ。やればできる、俺よ。次はもっとたくさんの本を買って、読んで、ちょっとずつ書く形にしよう!

仕事との兼ね合いがぱないし、他の本も読めない。ぶっちゃけ忙しいんです、総合保険代理店って。あ、私そういう仕事してます。さらっとさらします(笑) 「この保険会社、危なくない?」とかあったら、余裕でブラックに解答しますよ。楽しいから。ニッ○イレディのほとんどはマニュアル通りしか分かってないから普通に出来る事をあっさり出来ないと言っちゃう、とかね!


話がそれたし怒られないか心配ですが、最後の3冊目は、私が(何故か何時の間にやら)1番お世話になっている、DAISY CHAINさんの通巻12号目の作品集。新刊を何だかたくさん買っていただいて、申し訳ない(土下座) ありがたいんですが、ほんと、いいんですか? 特に今回は実験的過ぎて自信がないものなので、「こんなのかよ、ぷぺっ!」と思われたないかと、怖さ半分・興奮半分です。次は長いのをギュッと書きます!


では、本題の感想をば。(ここから先はネタバレがかなり入ります。ご了承ください)


①漫画:茜色の夕日 梅田順平さん
 サイレント漫画はイメージを掻き立てられるし、無声映画みたいで好き。この前のトナカイのものといい、せつない感じがあってていいな。
 個人的に、キャラクターの絵柄が漫画家・木多康弘さんの最近の絵柄に似てる気がして、ラストを「木多作品なら、最後のコマはいい笑顔でソープに入店する男性が描かれるに違いない」とか「ラスト2コマ目でフィリピンパフのホステスが男に近付いてきて、ラストのコマでホステスに(全裸で)キン肉バスターを決めながら男は川にいい笑顔で落ちていくだろうな」とか思ったのは、内緒です。激しくごめんなさい。

②小説:紙一重 綾世 梨緒さん
 「田丸の人だ!」
 こんな覚え方もどうかと思いますが、合ってますよね? 前号が本の山に埋もれてるもので(汗)

 真面目で控えめ、妙に大人になりすぎている。でも女としての人生の楽しさをちゃんと求めて望んじゃう、どこか少女で乙女なOLちゃん。主人公・智香子のイメージを全体として捉えて話すと、何だか贅沢な人物に思える。けど、どこにでもいる女性であり、女の子。だからどたばたして面白いし、異性である私からしても感情移入して入り込めたのでしょう。
 偽装天然・美樹に振り回されて、でも信じて、やっぱり計算だったのに、さっぱり認める大人。けど、執事・池野には横暴に我儘と要求を吐きつける子供。和人はそのどちらも見ていなかったし、見ようとしていなかったし、最後まで気付かずに逃げたと思う。
 自分に都合のよい一面だけをイメージして、ずっとそれを変えずにいたのかな。智香子もそれに合わせていた面もあった。けど、割と早いうちから変えたい面は見せていたはず。都合のよい一面が見えれば、もう満足? 今時の若者らしい。違う面や都合の悪い一面から、どんな智香子が見えるのか。それが怖いものとも考えずに、踏み出そうとしない。ただ、楽じゃなさそうだからか? ふざけるなよ、ゆとり野郎。
 だからこそ、池野の2.5枚目っぷりが、半端なくハマった。恰好よくない人間が、恰好よくなろうとするのは気持ちが難しい。「俺なんて、いくらやっても…」とか、考えちゃう。池野も考えたでしょうけど、それならそれでと割り切ったのか、とことん前向きなのか。その真っ直ぐな気持ち、そして大人のしたたかさや配慮も同じだけ
上乗せした思考が、心地良い。
 ここまで書くと、ちょっと重たい話になりそう。けれど、いい意味で軽い。だって、誰も後ろ向きになってないので。結局のところ、前向きに頑張る男女の、ちょっとせつない前向きラブコメディ。ドラマでまた見てぇ(笑)

 悪いとこ、なし! どうしても言えって言われたら、前回の田丸さん(すいません)と、感じるイメージが似通い過ぎている、とこかな。詳しくは、言葉に出来ない感覚ですが。私は、ハマっています。

 どこまでも続きそうなので、ここまで。とても面白かったです! 頑張れ智香子!


③漫画:キクラゲくん他 阿部ポリブクロウさん

 ……また、あなたか……

 がっかりだよ!(褒め言葉)


 何で年々がっかりレベルが上がってるんだ! エキセントックリが過ぎる!

 でも、好きだよ。うすた京介先生並みに。ちょっと、どぶろく飲んできます。

 個人的には、『必殺!アボガード!』の消費たんぱく質が2.5gという省エネっぷりに感心しました。それで『ギュイイイ!』は、半端ないぜ!



 ちょっと長くなったし、まだ仕事もあるので、最後の『美に沿う形』の感想文は明日にします! 1番、ガチなので。

 すいません、瑞穂はじめ先生!


 つづく!

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第16回文学フリマin大阪に参加します

 こういう時しか更新しないな!

 ツイッターは楽だけど、こういうことにもなっちゃう。難しいですね。


 表題通り、4月14日(日)に大阪府・堺市振興産業センターイベントホールにて開催される第16回文学フリマin大阪に、参加するサークルです。ここ。場所は、『C-23』となります。

 持っていくものは、新刊の連作短編集「か行」と中編「:Re」。どちらもミステリーですが、もう1つジャンルをつけるなら、「か行」はブラックジョーク、「:Re」はブラックファンタジー、です。


 もしもこのブログを見ちゃって文学作品に感心のある人・本の好きな人、お時間あれば文学フリマ除いてみると、色々と面白い本が見つかるかもしれませんよ?


 とりあえず、天候が良いといいな。


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第14回文学フリマ に 出す作品

フル ページ写真

第14回文学フリマ Fホール >『イ-21 M×H.P』

新刊:あ行(40P・200円)
ジャンル:短編集 ミステリー ジョーク


タイトル

  1話 あざ
  2話 いきものがかり
  3話 うみ
  4話 えだのくん
  5話 おと


旧刊:おいでしま、灰の森(各300円)




……もっと書いた方がいいかな? まあ、とりあえずだ!


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第12回文学フリマ、正式に色々と決まってしまった

第12回文学フリマ
6月12日(日) 開催場所・大田区産業プラザPiO 開催時間11時~17時
大展示ホール・H-7にて参加!

……ですって。ついに決まったか。発表が遅れていたし、不安だった。あれ、去年もこれ言ったっけ?

何とか新作は間に合って、よかった。

090805_1004~01

新作「灰の森」 短編連作小説 A5判・92ページ 価格300円

・あらすぎるあらすじ
 平穏過ぎる生活に不満を持ち、ある出来事(ピンチ)から自分の幸せを見付けて動き出す少年は……1話「白い街」
 無秩序で不自由な日々が嫌気がさし、ある出来事(チャンス)から不幸を抜け出そうとする少年は……2話「黒い街」
 教会にて罪を犯した者に『教え』を、与えさせられる、神父。その目的は、大きな復讐と小さな成功。そして、訪れたとあるピンチとチャンスから、その目的は計画となり、神父は動き出す……3話「灰の森」(及びエピローグ)


 ……うむ、抽象的(苦笑)

 作品内容自体、ジャンルを安易に決め付けられない、それこそグレーな内容なもので……文学フリマにホラーとして申し込んだあの日の俺の馬鹿野郎。

 あえて言うなら、推理要素とブラックな童話。


 幸せを探す人って、不幸な人だけじゃないし、その逆もあれば、幸せを自分の物として捉えるかも自由。最悪なのは、その自由も制限される事。


 そんな事が伝わる内容なら、俺は大物になっているだろう(笑)


 まあ、頑張ろう。


 このブログを何かの拍子で見てしまい、文学フリマに当日来場される方、よろしければ、チラッと寄って下されば私は幸いです。あなたも、そうなればなぁ……


 


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