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第16回文学フリマin大阪 読書感想文① A-22・rgさん 『匣と匠と匣の部屋‐wir‐』

先日4月14日、大阪は堺で開催された、第16回文学フリマin大阪、楽しんで参加してきました!


皆さん言っておられますが、予想以上の入場者数。熱気を感じましたね。最後まで見本誌コーナーに人が残っていたのがとても印象的。親子連れが多いのも、ほほえましかったです。


さて、ツイッターで先刻していたのですが、私が今回購入したのは3冊(少ねぇ!)

その感想を書いていこうと思いますよ、チェケラ!



(注=あくまで個人的感想です。また、ちょっとネタバレが入る事もあります。思いのまま書き記したいので推敲も行わないから、誤字・脱字があるでしょう。ご了承ください)


① A-22 rgさん 「匣と匠と匣の部屋-wir-」

 サークル前の通りすがり、シンプルな表紙と綺麗なポップに惹かれ、まずは立ち読み。静かな書き出しから流れる淡々とした文章に、すんなり入り込めていけて、素直にうまいなと感じて買いました。このまま終わるのか、ぐっと捻るのか、熱くなるのか、気になったのです。
 先に言えば、このお話は最後の最後まで、静かに進んでいく。最後の匣の叫びも、熱く、強く、粗い・荒いものは感じない。でも、感情をとても感じられた。それが最後にきて、私は良かったと思う。本来なら、それはないものとして終わらなければいけなかったのだろうけど、1人の少年との出会い、そこからの匣と匠それぞれの変化が、終わらなければいけないのか・自分達は何なのか、また、本当に終わるべきなのかを悩ませ、進ませ、それぞれの「こうありたい・こうしたい」望みを漠然とした形で抱かせて、そろりそろりと動かしていく……描写としてはシンプルなのに、捉えるポイントポイントが細かくうまく、想像を広げられる。本音を言えば、匠の終わりと匣の続きをもう少し読みたい。何故、匣が選ばれたのか、どんな一族のどんな習慣なのか、匠は『見届ければいい』だけなのか……気にしだすと、きりがない。
 けど、それらが描かれすぎたらつまらなくなると思うし、それでは僕等が選べない。これは、問いかけなのだから、作者さんの本意ではない気もした、あとがきやチラシから思う。違ったらごめんなさい(笑)
 ただ、匠の最期は最後まで漠然としたものであったのではないかな、と妄想。「匣が分からない、けれどこれは違う、でもこれが役割、それが匣も自分も分からない、でも匣の背中があのままでは、ただ逃げるのはよくない」
もやもやとした葛藤を、最後まで引きずって、棺に納められる……それがきっかけになると思ったのかは、本当に分からないし、匣は知ったところで喜ぶのか。いや、それはない。けど、後を追うとも、もう思えない。匣は、1人で生きたい訳じゃない。でも、1人で生きてもいける。弱気と強気で揺れる匣、それを成長という意味でも暗喩しているのを感じていい。欲を覚えた時、匣はどうなるのかな。
 まとめとして、この本の感想をおおまかに言えば、「不思議」だけど「不気味」じゃない。「さみしい」けれど「寂しい」はない。謎は解いても解かなくてもいい。ただ、純粋な少年と青年のとある選べなかった運命。
 元はゲームである小説版「ICO」(確か、宮部みゆきさんがノベライズした筈)の世界を思い出したのは、偶然じゃない気がする。懐かしいな、ちょっと泣いたわ。

 こんなところです。本当に思った事を乱文してしまった。あ、もちろん、面白くて楽しめました。



【おまけ】

 しかし、購入した時はちょっとトラップにかかった気分だった。立ち読みした時に、正面にいた女性がサークルの代表者=作者だと思っていたから。買おうとしたら、「お会計はお隣で受け付けてます♪」と、隣のメガネの女性が! 合同サークルだ!

(どっちが本物の作者だ……ゴゴゴ……?


メガネさん「あ、ちょうど後ろに、作者が♪」

 背後かよ! 第3の人物だよ!

 ちょいと驚いて、言葉がしどろもどろになってしまった。アドリブに弱いなぁ。周りもあの時はちょっと騒がしかったっし、第3の人物は私が何を言ったのかは分からなかっただろう。いい年して、恥ずかしい///

 何せ、3人とも若くて美しい女性だったからね!!






 フフフ、これで好き勝手に言った事がばれても怒られまい……


 つづく!

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