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第16回文学フリマin大阪 読書感想文③ B-10 DAISY CHAINさん 『VOL.12』(上)

今作で終わりなのさ。やればできる、俺よ。次はもっとたくさんの本を買って、読んで、ちょっとずつ書く形にしよう!

仕事との兼ね合いがぱないし、他の本も読めない。ぶっちゃけ忙しいんです、総合保険代理店って。あ、私そういう仕事してます。さらっとさらします(笑) 「この保険会社、危なくない?」とかあったら、余裕でブラックに解答しますよ。楽しいから。ニッ○イレディのほとんどはマニュアル通りしか分かってないから普通に出来る事をあっさり出来ないと言っちゃう、とかね!


話がそれたし怒られないか心配ですが、最後の3冊目は、私が(何故か何時の間にやら)1番お世話になっている、DAISY CHAINさんの通巻12号目の作品集。新刊を何だかたくさん買っていただいて、申し訳ない(土下座) ありがたいんですが、ほんと、いいんですか? 特に今回は実験的過ぎて自信がないものなので、「こんなのかよ、ぷぺっ!」と思われたないかと、怖さ半分・興奮半分です。次は長いのをギュッと書きます!


では、本題の感想をば。(ここから先はネタバレがかなり入ります。ご了承ください)


①漫画:茜色の夕日 梅田順平さん
 サイレント漫画はイメージを掻き立てられるし、無声映画みたいで好き。この前のトナカイのものといい、せつない感じがあってていいな。
 個人的に、キャラクターの絵柄が漫画家・木多康弘さんの最近の絵柄に似てる気がして、ラストを「木多作品なら、最後のコマはいい笑顔でソープに入店する男性が描かれるに違いない」とか「ラスト2コマ目でフィリピンパフのホステスが男に近付いてきて、ラストのコマでホステスに(全裸で)キン肉バスターを決めながら男は川にいい笑顔で落ちていくだろうな」とか思ったのは、内緒です。激しくごめんなさい。

②小説:紙一重 綾世 梨緒さん
 「田丸の人だ!」
 こんな覚え方もどうかと思いますが、合ってますよね? 前号が本の山に埋もれてるもので(汗)

 真面目で控えめ、妙に大人になりすぎている。でも女としての人生の楽しさをちゃんと求めて望んじゃう、どこか少女で乙女なOLちゃん。主人公・智香子のイメージを全体として捉えて話すと、何だか贅沢な人物に思える。けど、どこにでもいる女性であり、女の子。だからどたばたして面白いし、異性である私からしても感情移入して入り込めたのでしょう。
 偽装天然・美樹に振り回されて、でも信じて、やっぱり計算だったのに、さっぱり認める大人。けど、執事・池野には横暴に我儘と要求を吐きつける子供。和人はそのどちらも見ていなかったし、見ようとしていなかったし、最後まで気付かずに逃げたと思う。
 自分に都合のよい一面だけをイメージして、ずっとそれを変えずにいたのかな。智香子もそれに合わせていた面もあった。けど、割と早いうちから変えたい面は見せていたはず。都合のよい一面が見えれば、もう満足? 今時の若者らしい。違う面や都合の悪い一面から、どんな智香子が見えるのか。それが怖いものとも考えずに、踏み出そうとしない。ただ、楽じゃなさそうだからか? ふざけるなよ、ゆとり野郎。
 だからこそ、池野の2.5枚目っぷりが、半端なくハマった。恰好よくない人間が、恰好よくなろうとするのは気持ちが難しい。「俺なんて、いくらやっても…」とか、考えちゃう。池野も考えたでしょうけど、それならそれでと割り切ったのか、とことん前向きなのか。その真っ直ぐな気持ち、そして大人のしたたかさや配慮も同じだけ
上乗せした思考が、心地良い。
 ここまで書くと、ちょっと重たい話になりそう。けれど、いい意味で軽い。だって、誰も後ろ向きになってないので。結局のところ、前向きに頑張る男女の、ちょっとせつない前向きラブコメディ。ドラマでまた見てぇ(笑)

 悪いとこ、なし! どうしても言えって言われたら、前回の田丸さん(すいません)と、感じるイメージが似通い過ぎている、とこかな。詳しくは、言葉に出来ない感覚ですが。私は、ハマっています。

 どこまでも続きそうなので、ここまで。とても面白かったです! 頑張れ智香子!


③漫画:キクラゲくん他 阿部ポリブクロウさん

 ……また、あなたか……

 がっかりだよ!(褒め言葉)


 何で年々がっかりレベルが上がってるんだ! エキセントックリが過ぎる!

 でも、好きだよ。うすた京介先生並みに。ちょっと、どぶろく飲んできます。

 個人的には、『必殺!アボガード!』の消費たんぱく質が2.5gという省エネっぷりに感心しました。それで『ギュイイイ!』は、半端ないぜ!



 ちょっと長くなったし、まだ仕事もあるので、最後の『美に沿う形』の感想文は明日にします! 1番、ガチなので。

 すいません、瑞穂はじめ先生!


 つづく!

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

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